Goproとは
GoProは、動きのあるアクションシーンや、迫力ある景色を臨場感たっぷりに残すことを目的に作られた小型軽量、防水設計のアクションカメラです。 また4K動画のような高解像度の映像や、最大で1秒間に240フレームのハイスピードカメラとしての撮影など、小さな機体に似合わないプロ仕様の映像を撮影することも可能です。最近はスマフォも進化しているのでスマフォとなにが違うの?と言えばやはりその快適性と性能の高さが挙げられるでしょう。例えばGoproは世界で一番売れているウェアラブルカメラなのでオプションパーツが豊富です。鞄につけたり、首ネックにつけたり、ヘルメットにつけたり、車の車体に取り付けたりなどとにかくあらゆるところに装着できます。両手があきますし万が一ぶつけても壊れることはほとんどんなく頑丈、かつ画質も綺麗で手振れも綺麗。これらに価値を見いだせる方はゴープロは買いと言えるでしょう。
Goproオフィシャルサイト URL:https://gopro.com/ja/jp/
Goproは毎年9月中旬に発売されます
今回私が購入したのはGoprohero11です。Goproは毎年9月中旬頃に新製品を発表し発表と同時にHPで注文を受け付けます。なので発表と同時に注文すれば海外からの発送でも7日以内にはお手元に届くと思われます。またナンバリングは単純で毎年末尾の数字があがっていきます。今年は11だったので2023年9月の新製品はGoprohero12になると思います。
Gopro11のスペック
レビューする前に簡単にGopro11のスペックをご説明します。
- フォールディングフィンガーによるビルトインマウント
- HERO11 Blackモジュラーの互換性
- オーディオ機能:3.5mmオーディオマイク入力 (HERO11 Black用メディアモジュラーまたはPro 3.5mmマイクアダプター (別売) を使用) | RAW形式の音声取得 (.wav形式)
- 接続機能:GoProサブスクリプションの登録でクラウドへの自動アップロード + ハイライトビデオの自動作成 | Wi-Fi + Bluetooth | GPS対応
- カメラのモードと設定:写真27MP、8:7のアスペクト比、ビデオ5.3K60、4K120 + 2.7K240広角視野角 16:9、4:3、8:7のアスペクト比
- 同梱内容:HERO11 Blackカメラ | リチャージャブルEnduroバッテリー | 粘着性ベースマウント (曲面) | マウント用バックル | USB-Cケーブル | サムスクリュー | カメラケース
- 互換性:アクセサリーの互換性、40点以上のアクセサリーに対応
となります。赤いところが目新しくパワーアップしたところですがそれいがいですとはっきりって10とそれほど変わりません。なお個人的には水平ロック機構で360度水平を維持する機能!しかし「リニア画角」のみ対応となりますが例えば最高画角となるHyperviewも4k画質以上の30fpsにしか対応していなくて少し肩透かしをくらった感じです。またカラーも8bitから10bitへと増えていますね!
それではGopro11をレビューしてみたいと思います
まずは外箱から写真でUPしてみましたが日本語表記は外箱には一切ありませんね、まぁどうでもいいですが。
同梱物は上記画像のとおりです。Gopro本体、映っていませんが32gbのメモリーカード、充電ケーブル、バッテリー、説明書類、Goproと書かれたケース。
今回はメディアモジュラーも購入しましたがこれは10のときとまったく同じものになりますのですでに10でお持ちの方は不要です。わたしは外部マイクが使いたかったので購入しました。いいかげんにGopro単体で外付けマイクを出力できるようにしてほしいですね。
オキュラスクエスト2(oculus Quest 2)が届いたので 機能やスペックなど徹底解説!
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Gopro11の熱による停止(いわゆる熱暴走)は悪化していた(笑
こんなこと書いたら怒られるかもしれませんが別にGoproに配慮する気は1mmもないのでまず正直にクソなポイントを申し上げます。それはGopro7あたりからいまだに続く熱による突然の停止です。7より8、8より9とゴープロは新機種を出すたびに徐々にですが熱対策を進めており改善傾向でした。しかし今回のGopro11は普通に4Kの30fps、広角で撮影していただけなのに30分ほどで撮影中に停止してしまいました。
はっきりいって10より退化しています。個人的には8以上、9以下だと思います。ちなみにテスト環境は自動車のフロントガラスにGopro11と10を取り付けて比較しました。外気温は25度くらいで日差しの薄い曇り空。この状況でゴープロ11は30分程度で熱により停止、ゴープロ10は30分たっても60分たっても落ちませんでした。なお8も同時並行で稼働していましたが8は25分くらいで落ちました。なので熱による強さは10>9>11>8の順番となります。これ、ファームウェアでなんとかならないかなぁ。熱による停止温度をもう少し高くしても良いような気がします。これだと真夏なら10分くらいで落ちるでしょうね・・・使えない。
ゴープロ11は4kより5.3K、30fpsより60fpsと負荷を上げれば上げるほど熱で早く強制停止します
最初は5.3kの30fpsで撮影していましたが20分程度で購入初日から熱で落ちました。60fpsにあげるとさらに数分早く熱で落ちました。つまり負荷をかければかけるほどゴープロ本体が熱くなりバッテリーも熱くなるので熱による強制停止は加速度的に速くなります。ちなみに、バッテリーが熱くなるのも落ちる一因なので予備バッテリーなどに交換すれば多少は回復して数分間は撮影を継続することが可能です。メディアモジュラー経由でモバイルバッテリーから給電しながらでも動きますがこの場合であっても結局は熱で落ちてしまいます。またバッテリーで稼働する以上に不安定でいつのまにか電源が落ちている(これは熱が理由ではないと思う)こともありました。このあたりも相変わらず10から11になっても変化なしは残念です。
ゴープロ11に保護フィルムを張ってみた
そうそう、これは割とお勧めなのが「【6枚】FitStill 強化ガラスフィルムセット 」です。
いわゆる液晶やカメラレンズを保護するフィルムです。Goprohero11にはカメラ部分、フロントの液晶画面、背面の液晶画面の3か所があるのでここに保護フィルムを張ることになります。フィルムを綺麗に貼る肝は、取り付ける面が綺麗であること!これにつきます。レンズをアルコールで綺麗にして拭いて、念のため粘着テープで微細なほこりを除去して最後に一気にフィルムを張るという手順ですがこちらの商品はそれに必要なものが最初から全て揃っております。
画像だとわかりづらいのですが、背面の液晶にフィルムを張る時はど真ん中に貼らないと、ゴープロ本体をメディアモジュラーに取り付ける際に微妙にフィルムとモジュラーが干渉して、きつくて入りづらくなります。入らないことはありませんがもう少し後ろのフィルムは小さいとよかったかもですね、些細な問題なのでこのまま使い続けたいと思います。
今回の記事いかがでしたでしょうか?実際の画質や見栄えなどはYoutubeで見ていただければと思います。テキストベースのブログでは熱暴走の話題が大半でしたがやはり安定して撮影し続けることができると言うのはカメラにとっては当たり前ですしもっとも大切なことだと思います。今後はファームウェアなどでもう少し熱暴走抑止に向けた改修がされるとよりよいですね(^▽^)/