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フランス式バルブの自転車におすすめの空気入れFP-200

フランス式バルブの自転車におすすめの空気入れFP-200 車・バイク
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フレンチバルブ(仏式バルブ)って何?

フランス式(仏式)とは多くのロードバイクやクロスバイクに採用されているバルブ『フレンチバルブ』のことを指します。普通の自転車やママチャリなどで装填できる空気入れはロードバイクやクロスバイクでは使えません。しかも仏式は空気を入れる前にひと手間必要なバルブであり扱いも面倒ですが今回の記事を見れば仏式の空気の入れ方はもちろんおすすめの空気入れもわかりますので必見です!

そもそも自転車置き場に既設の空気入れはだいたい使えない件

駐輪場やちょっと高級なマンションなどの駐輪場には自転車の空気入れがすでに設置されていることが多いです。なかには電動で空気れができるタイプが設置されていることもあります。でもこれはらフランス式には対応していないことがほとんどで使えません。ロードバイクやクロスバイクに乗られる方は必然的に自分専用の空気入れを買うことになります。ちなみにですがクロスバイクもロードバイクも2週間に1回程度は空気を補充しないといけません。乗る距離にもよりますが2週間程度ですと見た目や触った感じではパンパンで硬くまだまだ空気は減っていないと感じます。しかし2週間たって空気を測定してみるとわりとしっかり減っています(笑)。
2週間に1回がベストですがそれほど乗り味には大きな影響はないので個人的には一か月に1回程度の空気入れが良いかと思います。

サーファス FP-200 フロア ポンプ 自転車 空気入れ

サーファス FP-200 フロア ポンプ 自転車 空気入れ

と言うことでずばりおすすめはサーファスのFP-200です。フラン式はもちろん英式にも対応しておりますが主力はフラン式として開発されておりますのでロードバイク・クロスバイク乗りのかたは著名かもしれません。もちろん多くのロード・クロスに使われているのが、写真の『仏式バルブ』とります。。特徴としては、バルブが細長く華奢ですが、高い空気圧にも耐えられる構造をしています。このバルブに使用でき高圧に対応する空気入れが必要です。シティサイクル(ママチャリ)専用の洗濯バサミに似た形状をした空気入れは、その部分がアダプターとして着脱できるタイプでない限りまず互換性はありません。

安物の電動空気入れは買うな!

わたしは買ってしまいました・・・そして捨てました。amazonなどのレビューを見ると「ばっちり大丈夫でした」、「最高!」などのレビューも散見されますし確かに大丈夫な人もいるのでしょうが、1点のレビューでは「使えなかった」、「空気が入らなかった」などのレビューもありました。しかしコンパクト性やパワフル、フランス式はもちろんほかのタイプの空気も入れられる汎用性の高さから上記商品を買ってしまいました。価格帯的には8,000円未満のどれも似たようなやつは全部アウトだと思う。
早速使ってみたところ・・・まったく入りません、しかもなかなかなの動作音が爆音です。ママチャリにも空気が全然はいっていきません・・・、買った初日に捨てましたw
久しぶりに失敗したなー、もっとレビューを詳しく精査すればよかった。まぁ後の祭りなのでこうしてブログに恥をさらしつつもこの電動でいれる空気入れでフラン式対応の奴だけは皆さま買わないでくださいね。最初にご紹介した手動で入れるやつが一番です。ちなみに最初に紹介したサーファス FP-200は実際にジャイアントなどの公式ショップでも使っているやつなのでやはり最初からこれを買っておけば良かった。
要注意としてはこれもまたamazonの悪いところですが同等品が名前を買え見た目も少し変えて同じようなレビュー内容で再度商品展開されていることがありますが全て使い物にならないので絶対に買わないでくださいね。これは単純に悪評が増えてくると売れなくなってくるので少し見た目を変えて再販しているだけです。レビューもほとんどあてになりません。

フレンチバルブの空気の入れ方

それでは順を追って説明しますがまず最初に上記商品リンクの空気入れが一番おすすめなので迷っている方はまず先に買いましょう(笑)。ちなみに写真で使用している車種はジャイアントの電動クロスバイクESCAPE RX-E+になります。

1.バルブ先端を緩める

まずバルブ先端にあるボルトを左(反時計回し)に回して緩める。これで栓が解放され空気が入ります。この作業を忘れるとどんなに頑張って空気を入れようとしてもはいりません。注意:ペンチやプライヤーなどの工具は必要ありません。指で緩めることができます。

2.先端を一瞬押して空気を軽くぬく

場合によって、栓がバルブの中でくっついていて空気が入りづらい時があります。なので、ポンプをさす前に頭の部分を上から一瞬押して下さい。押すことでブシュと空気が抜けますが、これでOK。

3.空気入れをしっかりと装着

空気入れをしっかりと装着

続いて、ポンプをバルブに挿します。この時、バルブの軸に対してまっすぐに奥までしっかり挿しましょう。斜め挿したりするとバルブ先端の細い部分が曲がってしまったり、折れてしまったりすることがあります。また、差し込みが浅いと空気が漏れやすくなります。しっかりポンプを奥までまっすぐ挿して下さい。空気入れの固定レバーを持ち上げてセット完了

4.空気入れのレバーを持ち上げる

ポンプをしっかりさしたら、ポンプのレバーを上げて下さい。やや硬いのでレバーを持ち上げる際にバルブ先端を曲げないように注意してください。レバーが完全に上がると、ポンプの口とバルブがしっかり固定され空気が入れられるようになります。しっかり固定されていると、ポンプの空気圧計が、今の空気圧を示してくれます。

5.ハンドルをフルストロークして空気を入れる

フロアポンプも携帯ポンプも一緒ですが、空気入れのハンドル部分を必ず一番引っ張り出した状態から一番押し込んだ状態まで毎回毎回しっかりとフルストロークさせることが大切です。ガシガシ急いで入れたくなりますがスピードよりも、確実にストロークさせることを優先しましょう。特にロードバイクのような高圧になると、しっかりと体重をかけて押し込まないとストロークが完了できず空気が入っていきません。高圧時の入れやすさは空気入れの価格によって正直随分と違います。入れにくいな~と感じたらちょっといい空気入れの使用をおすすめしますが今回写真で使用している〇〇〇マルハなんらもんだいなく使用できますのでご安心ください。

ポイント1:適正空気圧を守る

適正空気圧を守る

ここで大事なのが、適正空気圧です。空気圧が低すぎるとパンクに繋がってしまいます。タイヤによって硬さが全然違うので手で押した感じで、空気が入っている・入っていないと判断しない方がいいでしょう。クロスバイク・ロードバイクは高圧なので、手で押して入っていると思っていても、じつは全然入っていないことのほうが多いです。写真はロードバイクのタイヤです。タイヤ側面には必ず適正空気圧が書かれているので確認してください。僕のジャイアントのクロスバイクの場合写真を見てみるとMIN50-MAX75、PSI 3.5-5.2(BAR 350-520KPA)と書いてあります。タイヤによって違いはありますが大体この範囲のものが多いです。空気圧は最低限の下限でも構いませんが、できれば空気入れを外すときに一瞬でも空気が抜けてしまいがちなので気持ち規定より多めに入れるとよいでしょう。

ポイント2:空気圧計のついたポンプが必須

空気圧計のついたポンプが必須

空気入れは目盛りが必須です。MIN50-MAX75とタイヤに書いてあったので気持ち多めの80まで入れてみました。PSIやBARは単位の違いだけなので、お使いのポンプで見やすい方で大丈夫です。ちなみに、原理としてはゴム風船と同じなので、乗っても乗らなくても放っておくだけで空気は抜けていきます。クロスバイクの場合は2週間に1回は空気を入れてくださいと言われましたが面倒なので一か月に1回くらいしか入れていませんが特段問題ありません。

両手を使って口金を抜く

空気を入れたら後は固定レバーを戻してポンプを抜くだけ。固定レバーを解除するのを忘れるとバルブの先端が折れます。ポンプは真っ直ぐ抜いて下さい。真っ直ぐ抜くには、写真のように片手でポンプの口を真っ直ぐに保持し、反対側の手の親指で押し出すようにはずすと簡単です。抜く時、ぐりぐりこじったり・斜めに抜いてしまうとバルブ先端が曲がったり折れたりしてしまいチューブを交換しなければならないなんてことにも。また力まかせに引っ張って抜こうとするとスポークやディスクブレーキローターに激しく手をぶつけて怪我をする恐れがありますので、押し出すイメージで取り外しましょう。

7.バルブ先端と付け根のナットを締める

ポンプを抜いたら、バルブ先端のボルトを締めます。工具は必要ありません。指で締め付けられる強さ、指でまた緩められる強さで問題ありません。写真のようにバルブの付け根にあるナットが緩んでいることがあるので、その場合は軽く締めて下さい。ナットが緩んでいると走行中にカタカタと異音が発生します。
注意: バルブ付け根のナットを強く締め付けてしまうとチューブのバルブ付け根部分が破けてしまう恐れがあります。あくまでもホイールに触れるくらい軽くで!!

後はバルブキャップをしておしまい!

説明不要ですかね、あとなくしやすいので丁寧に取り扱いましょう。

バルブキャップが割れちゃった!

最初に付属するバルブキャップはプラスチック製です。締めすぎてしまうと割れるので注意が必要です。そうでなくても経年劣化で割れてしまうことがほとんどです。バルブの先端のナットがしっかり締まっていれば空気が抜けることはないため、キャップがなくても走行に支障はありません。ただしバルブキャップは先端が汚れたり曲がったりしないように保護の役割をしています。アルミ素材のキャップに換えれば割れる心配はありません。黒以外にもいろいろなカラーがありますので、車体のイメチェンにもおすすめです。

空気入れにもこだわりを!

空気入れはかなり頻繁に使用する道具なので必ずご自宅に常備しておきましょう。空気入れなんかなんでも同じでしょ!?と思っている方も多いかもしれませんが、それが違うんです意外と。空気入れの良し悪し(入れやすさ)は、ストローク時の全体的な剛性、力を入れやすい長さ、力を入れやすいハンドルはば、目盛りの数字の読みやすさなどで決まります。中でも、何から何までプラスチックでできていて空気を入れている時にフニャフニャカクカクとヨレたりズレたりしてしまうモノは正直入れにくいです。金属ボディ、金属ベース、金属ハンドルのものは、空気を入れやすく耐久性も高いです。自転車同様に室内に入れておく場合はデザインにもこだわるのもいいかもしれません。

ロードバイクの場合なら高圧時の入れやすさ、マウンテンバイクなら一度に入るボリュームの多さ、も気にしておきたいところです。迷ったら店頭でいろいろ試してみると違いがよく分かります。しっかり空気圧の管理をしないとロードバイクは特にリム打ちパンクをしやすくなります。空気圧が低いとタイヤがつぶれ摩擦抵抗が増加。ペダリングも重くなり快適ではありません。空気圧が高すぎてもグリップが弱まり乗り心地が悪くなります。なので空気圧は適正の範囲内で管理しましょう。

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