2024年3月22日より、聖蹟桜ヶ丘北地区開発で最も重要であった導線が遂に完成しました。こちらの導線ですが具体的には京王線聖蹟桜ヶ丘駅からサクテラス及び河川敷方面の双方向の歩行者回遊路のことです。
今までは駅から京王聖蹟桜ヶ丘C館を通ってサクテラスや河川敷に向かうためには一度下に降りてぐるっと東側か西側に回り込まないと行けない形でした。そもそも遠回りになりますし車の往来もまあまあ、あるため危険な状態でした。
それが遂にけいおう聖蹟SCのC館にある立体駐車場から連絡通路を通ってサクテラス方面に行き来できるようになったのです。京王もサクテラスもエレベーターがあるのでバリアフリーになりますし何より安全でかつググッとサクテラス方面に行きやすくなりました。北地区開発計画では当初からこの導線は想定されていましたが紆余曲折あって遅れておりましたがこれでようやく完成です。
聖蹟桜ヶ丘地区初の坪単価300万円の高みへ
これによりタワー棟、テラス棟からは徒歩3分で聖蹟桜ヶ丘駅に行くことができます。しかもかなり珍しい百貨店直結は希少です。一度も道路に降りることなく店舗を通ってマンションや駅に行き来できるなんて素敵なことですね。
残念ながら24時間通れるわけではないので、不動産法上では徒歩3分と謳えませんが、事実上早朝や夜中にここを通る人はいなくコアタイムは通れるのですから利便性はかなり向上したといえます。
事実タワー棟に置いてはすでに坪300万円以上で取引されている部屋もあります。聖蹟桜ヶ丘と言うとどうしても立川や府中と比べるとイマイチ垢抜けない街なのでマンションの坪単価も300万円を超えることはほぼ取引としてはなかったんですが、タワー棟は自ら己のランドマークをいかんなく発揮して壁を破った感じです。もちろん双璧をなすテラス棟も値上げをしているのに販売は順調です。本当に買えた方は全員含み益でているのでおめでとう御座います。今後は野村不動産のプラウドも控えております。あちらも決してお安くはないでしょうが、聖蹟桜ヶ丘という街がこの辺りではここ数年で一気に頭ひとつ抜けてきた感じですね。
さて、開通後の現況ですがまずブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘は完成、サクテラスも全店開業済み、そしてテラス棟も17階の最上階まで外観上は建築が進んでおります。来年2025年1月下旬引き渡しに向かって工事が進められております。
写真はテラス棟です、サッシが一部嵌められ、屋上部を作り込んでいる最中でしたが、来年1月下旬引き渡し予定は変わっていませんが間に合うのかな?
思っていたよりサクテラスとテラス棟が近くてやや圧迫感を感じるように見えますがサクテラスのテラス棟側は基本的に裏側なのでお見合い感は予想通り薄くてよかったですね。
いまさらではございますが、本来の計画ではサクテラスとテラス棟の間に公開空地を設ける予定でしたが変更がありいまは西側に公開空地を作る計画となります。こちらの空地も楽しみですね。
ブリリアタワー聖蹟桜ヶ丘の方もそうですが公開空地なので誰でも立ち入りできます。撮影した日は土曜日でしたが公開空地ではラテグラフィックや目の前のキッチンカースペースでドリンクを買って河川敷、あるいは公開空地でくつろぐ方の姿が多く見えました。ただゴミ箱がないのが課題ですね。公開空地に設けるわけにも行かないのでサクテラス側に必要かと思いました。
賑わいの創出という言葉が本開発ではしばしばでておりましたが、ひとまずは大成功ではないでしょうか?数年前の京王百貨店(SC)の駐車場だった時代を考えると、凄い発展ですしやはり東京建物と京王電鉄が主体となって開発してくれて本当に良かったと思います。これが多摩市単独だったら・・・当初案の東栄住宅の戸建て建売とかだったら、、、ねぇ。
京王せいせきSCからサクテラスへの動線の造り込みが素晴らしい👍
写真多めに行きます。今回、京王百貨店側には自分達が保有するお客様用の駐車場を20台前後は潰してしかも京王側の負担でこの導線を整備することになったので、やっつけ仕事をしてくるのかな?と少し不安に思っていたところがありました。
ところがどうでしょうか?素晴らしいと思いませんか?かなりお金をかけて工事して細部にまでこだわって作り込んでいます。デザインも一体感があって、やっつけ感は微塵も感じさせない仕上がりでした。これには、京王さんありがとう!ってここを通る方の多くは思ったのではないでしょうか?この回遊路が完成したことによって今年のGWには河川敷でフェスが催されるようです。めちゃくちゃ賑わってきましたね。土日でお天気が良い日となれば、多くのみなさまが河川敷でのアクティビティやまったり過ごされたり、サクテラスで食事やゴルフ,サウナ、そして京王でのお買い物など本当に多くの人が安全に行き交い賑わっておりました。この街は今後も要注目です!引き続き聖蹟の街は追い続けますね。