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PS5を転売ヤーからではなく普通に買う方法とは

PS5を転売ヤーからではなく普通に買う方法とは PC・家電
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2020年11月12日に発売されたSONYのプレイステーション5。この記事を書いているのは2022年4月ですがようやく、ようやく「普通に」買うことができましたのでその買えた理由や方法とPS5のレビュー記事を書いてみたいと思います。

SONY PLAY STATION 公式HP https://www.playstation.com/ja-jp/

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↑高くても良ければいつでも買うことは可能です!いくらで表示されていますかね?6万未満であれば即買いですがそれ以上であれば転売価格なので買うのはやめましょう!

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なぜプレステ5は普通に売っていないのか?

実はプレステ5の本体そのものはいつでも買う事ができます・・・ただし、定価49,800円の倍近い価格となる85,000円程度でも良ければ「転売ヤー」から買う事は可能です。でもそれが嫌だから以下に定価で買えるかに皆さん力を入れるのだと思います。PS5が普通にお店やネットショップで買えない理由は単純に以下の2点が原因となります。

  • 供給台数が圧倒的に少ないから(欲しいと思う人>生産台数)
  • 性能に比べて価格が安すぎるから

供給台数にいたっては2021年12月の日本国内への出荷台数はたったの1,120台です(笑)これでは全然足りません。PS5の本体を欲する、まだ手に入れていない潜在的なユーザーは500万人と言われておりますのでまったく話にならない需給バランスです。海外に向けて優先的に出荷している、半導体不足などもちろん理由はありますが、かつてはゲーム大国と言われた日本でしかも日本のメーカーが作っているのにこの扱いは残念でなりませんね。もう1点はPS5の性能が超凄いのに価格はたったの50,000円であるという点です。スペックから考えたら10万円くらいで発売してしかるべき内容であると言われております。ゲームの世界に限ったことではありませんがこのように「お買い得」な商品は転売ヤーが殺到します。定価で買う事ができたら確実に+3万円以上の利益がでるのですから当然ですよね、SONYはもっと価格を高くするべきでした。
転売ヤーはどの分野にもいますが、ちなみにもっと露骨なのが自動車の世界です。F1でも有名な超高級自動車メーカーのフェラーリ。フェラーリはたまに台数限定の特別モデル(スペチアーレモデル、創立〇周年記念フェラーリ)を発売します。だいたい台数は10台から499台と異常に少なく注文が殺到します。たとえば2013年に1億3,000万円ほどで発売されたラ・フェラーリは現在中古車市場では1台5億円ほどで流通しています。買ったオーナーの5割以上は1年以内に手放しており(すぐに売るなと誓約書を書かされるが強制力はない)、数億円の利益を得ております。転売ヤーめちゃくちゃ儲かりますよねw

PS5も価格帯は全然違いますが、転売ヤーの餌食になりやすい要素を満たしています。

どうすればPS5を定価で買う事が出来るのか?

一昔前であれば毎日、お店の前に並んで当日納品分を朝いちばん買うというのがセオリーでしたがPS5にはそれは通用しません。本当にお店に本体が入ってこないのも理由にありますが、入ってくるのか入ってこないのかわからない商品に対して毎日大勢の人がお店の前に並ぶのは邪魔ですしお客さんにも悪いですからね・・・なのでこのやり方をしても手に入りません。ずばりPS5を手に入れる方法は「抽選販売」しか現状ありません。ちなみに私はamazonの抽選販売で手に入れることができました。しかしそう簡単には当たらなくて6回目の抽選販売でようやく今回当選した形です。なので少しでも早く手に入れるためには抽選受付をしているネットショップに片っ端から申し込むという方法になります。運よく2台あたってしまった場合はどうか1台は定価+手数料あたりでヤフオクに流していただけたら転売ヤーの相場も崩せるので幸いでございます(笑)。代表的な抽選販売ショップは以下の通りです

  1. アマゾン
  2. ビックカメラ
  3. ヨドバシカメラ
  4. ソフマップ
  5. 楽天市場
  6. ヤフーショッピング
  7. 大手通信販売業者

などです。ほぼ毎週どこかで抽選販売の予約受付をしているので定期的にチェックが必要です。ただし、申し込みに一定の条件を求めているお店が多いです。例えばビックカメラであれば「過去1年以内にビックカメラで購入履歴がある」などの条件です。どれも条件は緩いので事前に確認しておくと良いと思います。

PS5をレビューしてみた(良い所・悪い所)

PS5をレビューしてみた(良い所・悪い所)

そもそも本体を買うためには「やりたいゲームがある」からこそであると思います。PS5はまだまだキラータイトルと言われるソフトが少ないのですが先日キラータイトルでもある「グランツーリスモ7」が発売されたのでわたしがPS5で最初に買ったタイトルはGT7となります。まぁ「やりたいゲームがまだない」からこそそんなに焦ってない方も多く、頭の中ではそのうち「いつでもプレステ5は買えるようになるだろ?」と思われている方もかなり多いのですがこの「そのうちいつでも買えるようになる」状況はあと2年以上はこないと感じます・・・。ではレビューしていきます。

PS5の価格に不満はない!

PS5の価格に不満はない!

PS5を手に入れる最大の難関は、先着もしくは抽選を勝ち抜かなければならない点ですが、次の問題はいざ購入する時の価格。通常モデルの価格は、税込みで54,978円。ディスクドライブのない「デジタル・エディション」でも43,978円と、決して安い金額でありません。私が購入したのは通常モデルですが、実際に触れた上でコストパフォーマンスを考えたところ、個人的な結論としては価格に見合う性能だと感じました。ただどうせ買うならディスク版の通常版だと思います。言わずもがな、プレイしなくなったソフトはヤフオクとかで売ればソフト代の一部は回収できますからね。デジタルエディションだとデータを本体のダウンロードしてプレイするので、飽きたからと言って売ることができないからです。PS5は歴代のゲームハードと比べると高めの価格ですし、全ての面に置いて素晴らしいとはいきませんが、総合的に判断するとゲームライフがより良くなったというのが素直な感想です。この結論にたどり着いた新ハード体験のプラスとマイナスを、各項目ごとに取り上げていきます。

専用・対応ソフトの良質な体験

【PS4】グランツーリスモ7
ソニー・インタラクティブエンタテインメント

ゲームハード最大の魅力は、魅力的なゲームが遊べること。「あのゲームを遊ぶためにPS5が欲しい!」という理由が、最も多い購入動機かと思います。わたしはGT7ですしGTA6も期待しています。現時点では、PS5専用ソフトの数はあまり多くありません。とはいえ、新しいゲームハードのラインナップが充実するのに、1~2年ほどの時間はかかるもの。また、専用ソフトは少なくとも、PS5を含む複数のプラットフォーム向けにリリースされる、いわゆる対応ソフトは適時リリースされており、遊ぶゲーム自体には困りません。

GT7

また、PS4版をベースにパワーアップし、PS5専用ソフトとして改めて登場した『FINAL FANTASY VII REMAKE』、マルチタイトルゆえにパフォーマンスの向上を感じた『Ghost of Tsushima Director’s Cut』なども、進化を着実に感じられるゲームです。専用・対応ソフトにおける進化ぶりを端的にまとめると、やはりグラフィック面の発達やロード時間の短縮などが最も分かりやすい点かと思います。よりきめ細かくなったビジュアル表現、プレイとプレイの合間に挟まる待ち時間の短縮。この2つは全く異なる要素ですが、いずれも「没入感の向上」に貢献しています。あくまで比較の話ではありますが、PS5は熱中が途切れにくくなり、プレイ意欲が継続しやすいゲームライフが味わえます。

後方互換は満足の機能

後方互換は満足の機能

専用や対応ソフトの体験を楽しみつつ、専用ソフトの少なさに物足りなさを感じましたが、目玉機能のひとつ「後方互換」については大いに満喫しています。私はただのサラリーマンなので一日の時間は限られているので、未クリアのゲームもそれなりにあります。そうした、「未クリアだけどプレイ予定に入れたいゲーム」が多数ある私としてはPS5の後方互換機能は大歓迎。購入したその日からせっせとPS4ソフトをインストールし、今も継続的にPS4ソフトをPS5で遊んでいます。後方互換の機能そのものは、ここまで遊び続けて目立った不満はなし。手持ちの中で試した範囲では、どれも問題なくインストールできました。しかもPS4 Pro対応ソフトの場合、その恩恵をPS5で味わえるのも嬉しいポイントです。

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手に馴染む操作感覚と、「×ボタンで決定」について

手に馴染む操作感覚と、「×ボタンで決定」について

これまでPSシリーズのコントローラーは、アナログスティックやタッチパッドなど、時代に合わせて様々な機能が追加されてました。そして、PS5の標準コントローラー「DualSense」で、さらなる進化を果たします。基本的な入力装置の配置(ボタンやスティックなど)は、歴代コントローラーの流れを継承していますが、ただ受け継ぐだけではなく、外観のデザインは大きく変更。また、振動による体感的な触感を提供する「ハプティックフィードバック」や、ゲームシーンに合わせてL2・R2ボタンに抵抗を加え、作中の手応えを再現する「アダプティブトリガー」などの新機能が加わりました。「DualSense」は持ちやすさもかなりのもので、両手を添えるとちょうど収まるような感触を覚えます。大きすぎることもないので、大人はもちろん、思春期の少年少女でも十分操作できるサイズ感です。触感は好みがあるので一概に言えませんが、個人的には心地よく手に馴染んでいます。
また、「ハプティックフィードバック」によって、振動がもたらす表現の幅は大きくなりました。振動の違いで状況の変化を伝えるのは、以前の「DUALSHOCK」シリーズでも行なわれていましたが、PS5でよりきめ細かい表現を実現しています。が、幅が広がったとはいえ、斬新な体験とまではいきません。十分な機能が十二分に進化した、といった印象です。と、ここまでは「DualSense」の機能に触れた感触をお伝えしましたが、「決定ボタンが×になった」問題を避けて通るわけにはいきません。変更の流れや事情はさておき、国内のユーザーにとって慣れ親しんだ「○ボタンで決定」が覆されてしまったのは純粋にショックですし、馴染めるかどうか不安でした。

SSDの容量は、人によって物足りなさも

SSDの容量は、人によって物足りなさも

PS5はストレージにSSDを採用し、読み込み速度の大幅な向上を実現させました。そのため、タイトルにもよりますがロード時間はかなり短くなっており快適になりました。その性能をいかんなく発揮できるのはPS5ソフトに限られており、後方互換のPS4ソフトでは、そこまで画期的な変化は感じられません。この点は少々残念ですが、PS5ソフトの未来に期待が持てるのは、嬉しい点のひとつと言えます。ですが、このストレージにもひとつ大きな問題があります。それは、容量の点です。PS5に内蔵されているSSDは825GB──実際にゲームなどに割けるのは667GBほどで、一見かなり多いようにも見えるでしょう。無理のない話ですがPS5ソフトはサイズが大きい場合が多く、『FINAL FANTASY VII REMAKE』は約86GB。『Ghost of Tsushima Director’s Cut』でも約60GBあり、『Returnal』もほぼ同等の約59GB。この3本だけで200GBを優に越しており、実質容量の1/3を占めています。PS5ソフトでも容量の少ないタイトルはありますが、傾向的に大きくなるのは必然なので、使用可能容量667GBだと正直なところ物足りません。PS4ソフトのインストールも考えると、容量のやりくりは更に難しくなります。数を厳選して遊ぶ方ならともかく、その日の気分で遊ぶゲームを変えるような人だと、667GBはかなり心細いと思います。私の場合は、抱えているゲーム数からして足りないのは明白だったので、早めにUSB接続の外付けSSDを導入し、PS4ソフトはそちらに移しました。なお、外付けにデータを移しても、PS4ソフトの快適度が変わった印象は受けません。

こちらのSSDは私が購入したおすすめのポータブルSSDです。後日詳しくレビューしますがこれ1本でゲームの保存からあるいはPS5で録画したゲームのプレイ動画、スクリーンショットなどをSSDに保存してPCで保存して編集(youtube用)をすることもできます!

こちらのSSDは私が購入したおすすめのポータブルSSD

ちなみに、PS5ソフトのデータを外付けSSDに移すこともできますが、これはあくまで移動が可能なだけ。外付けSSDに格納されたPS5ソフトはプレイできず、遊ぶには改めて内蔵SSDに戻す必要があります。あれこれと遊ぶソフトを変えるゲームライフを送りたい方は、PS5を手に入れる前に、容量への対応をあらかじめ考えておきましょう。

ハード自体は満足、ラインナップの増強は必須、容量はやむなしか─最大の問題点は、PS5ユーザーにも大きな影響アリ

ハード自体は満足、ラインナップの増強は必須、容量はやむなしか─最大の問題点は、PS5ユーザーにも大きな影響アリ

一ユーザーとしてその実感をお伝えしました。実際に遊ばないと分からないこともあったので、これから購入する方は参考にしていただけると幸いです。要点をまとめると、性能面を考えると価格は妥当、専用ソフトのロード時間などはかなり快適、後方互換機能にも満足、コントローラーも良好などがプラスの評価ポイント。一方で、「×ボタンで決定」はまだ慣れきれず、出来れば細かく設定できるコンフィグが欲しかったところです。また、専用タイトルのラインナップはまだまだ不足しているので、こちらも早く補強して欲しいばかり。容量も正直物足りないのですが、搭載されている基本容量を上げるとPS5の価格もそのまま上がるのは明白なので、その意味では妥当なサイズだったかもしれません。ユーザーがSSDを買い足すか、いずれ出るかもしれないロープライス版or機能拡張版を待つか、容量に不安や不満がある方はいずれかを選ぶのが良さそうです。

PS5発売から1年半が過ぎたものの、本格的に腰を据える2年目以降が本番とも言えます。だからこそ、その性能や価値を十分把握し、自身が納得する形で購入したいものです──と締めくくりたいところですが、PS5最大の問題点は冒頭にも書きましたが、「望んでも買えるとは限らない」の一点に尽きるかもしれません。「すでにPS5を持っているなら、供給不足は関係ないだろ」と思われるかもしれませんが、PS5ユーザーが増えないことには、PS5ソフトの充実は夢のまた夢。魅力的な市場にならなければ、各メーカーがPS5ソフトに注力する未来は訪れません。

そのためPS5ユーザーにとっても、PS5の十分な供給は死活問題そのものです。未だ供給が需要に追いついていない現状の改善こそが、あらゆるユーザーが望む、最大の急務でしょう。SONYには日本ユーザーに向けてもっともっとPS5を供給していく体制にしていくことを切に期待いたします。

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