トリシティ300を7,000km乗ってみた感想 インプレ すり抜け 燃費

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トリシティ300とは

YAMAHA-Tricity300

日本のYAMAHAが開発・販売している前が2輪、後ろが1輪の3輪バイクです。50ccから300ccまで排気量に応じていくつかラインナップがあります。125ccとかですとたまに交番のお巡りさんが乗っているバイクもトリシティ125とかになりますね。最大の特徴はヤマハがLMW機構となづけるテクノロジーにあります。とくに最新のトリシティ300では「倒れないバイク」をキャッチコピーに世界で初めて前2輪をロックさせることによるスタンディングアシスト機能は、信号待ちなどの停車中であっても足をつかなくても倒れない機能は一度使ったらやめられない便利な機能だと思います。そんな2020年10月頃に発売されたばかりのトリシティ300ですが納車から10か月以上たち、走行距離も7,000kmを超えてきてだいぶこのバイクの良いところ、悪いところも見えてきましたのでオーナー目線でトリシティ300のインプレッションをしていきたいと思います!

YAMAHA トリシティ300公式HP

https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity300/

トリシティ300の燃費について

7,000km走行してきての全体平均燃費は28.70km/ℓでした。乗り方的にはほとんどが朝晩の通勤で片道30kmほどになります。都心部に向けての通勤なので主に国道246号線や初台あたりの一般道を走行しています。当然渋滞している時間帯なのでそれらを考慮すると平均燃費がリッター28km以上あるのは優秀だと思います。ちなみにタンクの容量は13ℓなので平均燃費で走行した場合の航続距離は最大で364kmとなります。ガソリンはレギュラーです。なお、タンク残量が2.5ℓを下回ると給油警告灯が点灯します(モニターにFの表示がでる)。Fが点灯したら2.5ℓ×28(燃費)=70kmは走行できると思っておけば大丈夫でしょう。

tricity300の冬場の燃費

実はバイクや自動車は真夏と真冬ではかなり燃費が変わってきます。とくにバイクの場合は真冬が一番燃費が悪くて初夏くらいの気温が25度くらいのときがもっとも燃費が伸びますので少し補足しますね。ちなみに自動車ですとエアコンをガンガン使う真夏がダントツで燃費が悪いです。また、エンジンを冷やそうとラジエーターが回るためさらに燃費が落ちる傾向にあります。これに対してバイクですとエアコンはそもそもないので燃費悪化にはつながりませんが、真冬ですとグリップヒーターや電熱ウェアで電力を消費するなどから燃費は冬場の方が悪い傾向にあります。
ずばり冬場の平均燃費はリッター27km程度です。ストップアンドゴーが多い通勤時間帯での使用がほとんどなのでこれより悪くなる方はあまりいないのではいでしょうか?(乗り方にもよりますが・・・)

tricity300の夏場の燃費

続いて夏の燃費ですがぐっとよくなります!リッター31kmくらいがアベレージとなりますので冬場と比べて+4kmも燃費が伸びます。これだけ燃費が伸びると4km×タンク13ℓなので52kmは夏場のほうが余計に走れる計算になりますので給油する回数も実感して減るレベルになりますね。なお、あまりタンクが空っぽになるぎりぎりまでトリシティ300を運転するのはお勧めしません。これは、このバイクの最大の弱点である車体重量にその理由があります。重量が237kmもあるんですよね・・・、しかも車体も大きいので押しにくいです。重いし押しにくいとなると・・・最悪その場で立ち往生して最寄りのガソリンスタンドまで手で押してなんとかしようと思っているとそれができない可能性もあるのでお勧めしないと申し上げました(笑)

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トリシティ300でのすり抜けはどうか?

賛否あるでしょうが私はバイクではすり抜けを行います。もちろん、車も所有しているのでよくわかるのですが自動車のドライバーが危ないなと思うようなタイミングや隙間では無茶をしないよう努めております。さて、トリシティ300をはじめて生でみたときの第一印象は「でかい」でした。でかい、でかいよ、でかすぎるよ・・・という感じでしたね、わたしはYAMAHAのMT-03ももっておりますので彼と比べると二回り位大きくそして重く感じました。

バイクですり抜けをするのにもっとも大事な要素としてはバイクの横幅とミラーの高さ、マフラー部のでっぱりの3点であると思います。トリシティ300の横幅はミラーをのぞいて815mmとビックスクーターとほぼ同等のサイズでややすり抜けをするには大きいかなという印象です。ただしミラーがそれほど両サイドにでっぱっているわけでもないのでミラーだけ、がつがつぶつかるということはないと思います。ただわたしは万が一でもミラーを車のミラーにぶつけるわけにもいかないので定番のナポレオンのすり抜けミラーを装着しております。これは本当おすすめなので通勤ライダーの方はとりつけることをお勧めします。マフラー部も外側にでっぱっているタイプではないので前が通るのであれば後ろがつっかかることはありません!

そして肝心のすり抜けのしやすさですが思っていたよりずっとやりやすくて快適でした。たぶん、HONDAのPCX125よりやりやすいです。これはPCX125はミラー部のでっぱりが大きいのとそのミラー部の高さが絶妙に朝の通勤時間帯によく走行する車(プリウス、アクア、ノート、軽自動車等)のミラーの高さとかぶるのでやりにくいと強く感じた点でした。しかしトリシティ300にはそういったかぶる高さではなかったのでやりやすいと感じました。とくにすり抜けをする場合って道路の左端を通ることが多いと思います。道路の左端って白線があったり小石が落ちていたり、わだちや微妙な段差があるなどとにかくバイクにとってバランスを崩す要因が多く注意をみなさまされるかと思います。しかしそこは前2輪のLMW。こういったシチュエーションでのすり抜け時にはめちゃくちゃ安定します!安定しているらこそより安全かつ早く横を抜けられるのでこれはLMWでしか実現できない快適性だと思います!

LMWですり抜けするときの注意事項

すり抜けの注意

すぐ上でめちゃくちゃ快適と申しましたが一つだけ注意があります。それは左側からすり抜けをしようと侵入する際に左前輪が誤って路側帯と歩道の段差にぶつかると、少しぐらっとします。これは低速域であればあるほどぐらっとくるので要注意です。トリシティ300は車体がとにかく重いので低速時はふらつきやすく、こういったシチュエーションでふらつくと即、渋滞で停まっている車のほうに倒れ掛かってしまうでしょう。また車体が大きいことも災いして、ライダーの目線からはちょうどカウルが邪魔をして前二輪のタイヤそのものは、ほとんど目視できないという点も自覚が必要です。普通のバイクのように一輪ならこんなシチュエーションで路側帯と歩道の石段にぶつけることはないので一度はやらかしかねないことだと思います。よってすり抜け侵入時だけは少し注意深く行きましょう!

トリシティはパンクしない?

100%しないとは言いませんが、普通のバイクと比べてだいぶパンクはしにくいと思います、事実すでに7,000km以上走ってきていますがパンクは一度もありません。トリシティなのでほかの排気量でも同じなのですが、要はパンクするメカニズムにヒントがあります。パンクでもっとも多い理由が、釘などの異物がタイヤに刺さってしまうことです。なんで道路に釘が落ちているんだよといつも腑に落ちないのですがまぁ結構落ちてたりしますよね(笑)。ただこの道路に落ちている釘そのものは上を向いて刺さるような状態で路上にあることはほとんどなくて、大半が横に倒れた状態で釘が落ちています。この状態で前輪で釘の上を通過すると運が悪いと釘は跳ね上がって物凄い勢いで真後ろに飛んでいきます・・・そして運が悪いと釘の先端部分がちょうど後輪に直撃して突き刺さる・・・これがほとんどだと思います。
よって、トリシティ300のように前の2輪が釘を巻き上げたとしても真後ろに後輪が物理的にないので、上記のような釘の先端が後輪を直撃する可能性が大きく下がるということになります。もちろん、跳ね上げた時の角度によっては真後ろではなくて斜め後ろに飛ぶこともあるでしょうが確率的には相当低いです(斜め後ろに飛んだ場合はそもそも後輪に到達する前にバイクボディにあたってどこかに飛んでいくでしょう)。なのでトリシティ300は買う前からパンクはしにくいだろうなと思っていましたが、見事その予想は当たっていることになります。ちなみにわたしは年間でバイクは2万km以上は乗るのですが普通のバイクだとだいたい年に2回はパンクしていました、しかもすべて後輪です。まだ7,000kmなので今後もパンクしないか不明ですがその可能性はやはり低いと考えています。

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トリシティ300のスタンディングアシストはどうか?

スタンディングアシストとはハンドルの左側にスイッチがありそれを押すことによって前2輪がロックされます。これによりライダーがスタンドをだしていない状態であっても降車してもバイクは倒れないという便利な機能です。しかしこの機能思っていたよりかはずっと使えないですね、もちろん信号待ちなどあると重宝するシチュエーションはいくらでもあるのですがYAMAHAが言っている「倒れないバイク」というキャッチコピーとしてはちょと違和感を覚えます。
※どうやら立ちごけするトリシティ300が多かったようでメーカはーいまは倒れないバイクとはあまり言わなくなってきました(笑

なお、あくまでも自立をアシストする「スタンディングアシスト」なので例えば少し傾いた状態でこの機能を発動しても、傾きがある場合ぐらっときて倒れてしまいます。そのためこの機能を使う時は車体を水平にした状態で作動させるのが大前提となります。ちなみにこの機能はアクセサリーがONの状態でかつ速度が10km以内であるときのみ機能します。走行中にこのスタンディングアシストボタンを押しても当然無反応です、まぁ反応されてしまったら逆にコーナーリングとかができなくなるので危ないですよね。
慣れてくると前方の信号が赤とかであれば徐々に速度を落としながら車速が10kmをし下回るとディスプレイに「H」の文字が点灯します。点灯する=スタンディングアシストが起動できますよという意味になるのであとは車体をなるべく水平にしてそのままアシスト機能ボタンを押せば、足を一切つかないで座ったまま信号待ち状態に入れます。足を地面につかなくて良いというのは結構楽なポイントだと思います。こういった意味でも通勤快速みたいなイメージでこのトリシティ300を買ったとしても特段不満はないと思います(わたしがそういったことをメインに想定して買いましたので)。

また、スタンディングアシストを起動すると水平状態であれば倒れないと申し上げましたが、この状態で押し掛けをすると意外と重くまた取り回しが悪いので普通に押し掛けで移動するときはいつもどおり手で押した方が楽で速いです。エンジンをかけてアクセルを少し回しながら進めばなお楽です。ちなみにスタンディンアシスト機能の解除はアシスト機能ボタンを再び押すかあるいはアクセルスロットルを少しでも回せば自動的に解除されますので上述の信号待ちでは信号が青になったら比較的勢いよくスロットルをあければそのまま足を地面につけないまま発信することが可能です。
※ゆっくり加速すると、アシスト機能が解除された瞬間、グラッときて倒れそうになるので勢いよくスロットルを開けて加速するのがポイントです。

トリシティ300のここがだめ、ここが良かった5つのポイント

良かった点

  • すり抜けがしやすい
  • LMWの抜群の安定性で雨の日など不意なスリップなどがほとんどなく安全である
  • 安全である=そういった不安を抱えるストレスがないためこれは心理的に楽
  • スタンディングアシスト機能をうまく使いこなせばとても便利な機能であることは間違いない
  • LMWなので側道の段差等でふらつくこともない(低速時は除く)、またABSもついているため古ブレーキをしても転倒の可能性はだいぶ下がる

だめだった点

  • 車体が重い!とにかく重すぎる!これが一番ダメな点
  • 車体がでかい、でかすぎるよ・・・これも一、二を争うほどだめな点(この2点だけでバイクのメリットである機敏性、機動性は大きく損なわれている)、駐輪場に停めるときもほぼ1.5台分なので停められないときがあるw
  • スタンディングアシスト機能は少しでも斜めっていると逆に危なく使える場面そのものは少ない
  • 300ccで車体乗り出し価格100万円越えはたかい
  • バッテリーにアプローチするだけで多くの部品を外さないといけないなど基本的に整備性がかなり悪い
  • スタンディングアシスト機能を作動および解除した時、結構大きな音で「ぴー」となります。近くにいる人にとってはクラクションを鳴らされたかと思われることも多くこの音・・・もう少し小さくしてほしいと強く強く感じます。
  • 足つきが悪いです、自分は身長が180cmで股下が83cmありますがそれでも両足べったりはぎりぎりつくレベルです、身長165cmくらいで一般的な股下だと超つまさき立ちになると思われ、そうなると車体の重さがネックとなり事実上、乗れないと言えます。

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トリシティ300は買いか?

トリシティ300は買いか?

うーん・・・これは悩みますねぇ、一応私は次の車検までは乗ろうと思いますが更新しないで新しいバイクを買うと思います、ただその場合買うとしたらトリシティで排気量が小さい150ccなどを買うと思います。これは、やはりYAMAHAの3輪LMWという機構が一度味わってしまうともうこれなしではバイクに乗れなくなると思うくらい便利なシステムだからですね。とくに私のようにツーリングというかむしろほとんどが通勤通学で使うなど便利で速い移動手段を主目的として買われる方にとってはトリシティという前2輪のバイクは強くお勧めいたします。PCXもあるじゃないかと言いますが両方乗ってきた私から言えば前2輪のほうがより安全快適なのでやはりトリシティをおすすめしたいところです。

ツーリングがメインの場合はトリシティ300はあまりおすすめでないですね、重いしコーナーリングも楽しくないしエンジン音も全然よくないですから・・・その代わりメットインは大きいので積載性はとてもあると思います。よって万人にはお勧めできないという形なります。

こんな方にトリシティ300はおすすめ

  • 通勤通学を主目的にバイクを使う人(すり抜けもしやすいです)
  • LMWなのできわめて安全に運航できますので安全が最優先な人
  • メットインが大きく荷物もたくさん入りますし燃費もよいので、ちょっとしたお買い物はバイクで済ませたい人

こんな方にはトリシティ300はおすすめではない

  • ツーリングや峠など走ることを目的にバイクを使う人(走っていて楽しいとは感じないですトリシティw)
  • 通勤でも使うけどその場合は一秒でも早く目的地に着きたいなどバイクならではの機動性をいかしたい人(トリシティ300もすり抜けしやすいですし通勤も問題ありませんが、やはりMT-03と比べたら通勤に要する時間は5%くらいは増えてしまいます)
  • 高いバイクは無理な人(やはり300ccで乗り出し100万越えは高いと言わざるを得ません)

こんな感じですね、あなたはどちらのタイプでしょうか(^▽^)

トリシティ300に純正ハイスクリーンとTANAXのすり抜けミラーを付けてみた

トリシティ300仕様・スペック

認定型式/原動機打刻型式 2BL-SH15J/H344E
全長/全幅/全高 2,250mm/815mm/1,470mm
シート高 795mm
軸間距離 1,595mm
最低地上高 130mm
車両重量 237kg
燃料消費率*1 国土交通省届出値
定地燃費値*2 38.4km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 *3 31.5km/L(クラス2, サブクラス2-2) 1名乗車時
原動機種類 水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
気筒数配列 単気筒
総排気量 292cm3
内径×行程 70.0mm×75.9mm
圧縮比 10.9:1
最高出力 21kW(29PS)/7,250r/min
最大トルク 29N・m(3.0kgf・m)/5,750r/min
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 1.70L
燃料タンク容量 13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 7.0Ah(10HR)/YTZ8V
1次減速比/2次減速比 1.000/7.589 (48/18 X 37/13)
クラッチ形式 乾式, 遠心, シュー
変速装置/変速方式 Vベルト式無段変速/オートマチック
変速比 2.386〜0.746:無段変速
フレーム形式 バックボーン
キャスター/トレール 20°00′/68mm
タイヤサイズ(前/後) 120/70-14M/C 55P(チューブレス)/ 140/70-14M/C 62P(チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式ディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/ユニットスイング
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ LED/LED
乗車定員 2名

 

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