Home » 車・バイク » トリシティ300のバッテリーがあがりました 電熱ウェアを使う方は要注意です ヤマハ

トリシティ300のバッテリーがあがりました 電熱ウェアを使う方は要注意です ヤマハ

バイクのバッテリーがあがってしまった 車・バイク
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

新車で買ったばかりのトリシティ300のバッテリーがあがりました(トラブル)

それは最も寒い神奈川県の1月下旬の真冬の朝に発生しました(外気温0度くらい)。納車されて一週間程度のぴかぴかのトリシティ300で30km程度先にある場所に移動をしました。参考までにバイクに最初から取り付けられている純正以外にオプションで別途取り付けた電装パーツとして「ワイズギア純正のグリップウォーマー360D(グリップヒーター)」と「バッテリー直結で7Aのヒーテック」の2点があります。この2点をともにパワーはミドル程度で走行していました。ちなみにこの状態で走行するのは本日で4日目でした。

用事を済ませて戻ってきたらエンジンが、かからなく(始動不可)なっていた

用事を済ませてさぁ出発しようとまずアクセサリーをONにします。このときのトリシティ300の電圧(トリシティ300は標準でメータパネル内に電圧がリアルタイムで表示させることができます)は11.80vを表示していました。この状態でスターターを廻したところ、キュルキュキュルという音はいつも通り(弱弱しくはない)なのにエンジンがかかりませんでした。ほかのスタンディングアシスト機能やウインカー、灯火類はいつも通りの明るさと状態でした。
2,3回始動を試みるも電圧だけが徐々に下がっていってしまい、遂には11.20v程度まで落ちてしまいました。もう一度始動しようとしたら今度はセルが回るキュルキュル音ではなくてフロントカウル左側下部にあるバッテリー付近から「バチバチ」という嫌なショートするような音が聞こえてきました(笑 以降は何度試みてもキュルキュルと鳴ることはなくいきなり「バチバチ音」がするようになったので、バッテリーか?あるいはセルモーターあたりの不具合であると判断して、バイク保険のロードサービスを手配することになりました。

電熱ウェアの詳細は上記記事をご参照ください

なんともありがたいバイク保険のロードサービス!

トリシティ300液晶モニター

※写真はトリシティ300の液晶メーターパネルです。いまはAVEということで平均燃費がでていますが右側のハンドルグリップにあるスイッチで電圧の表示に切り替え可能です。

私が加入しているのはチューリッヒのバイク保険だったんですが、バッテリー関係のトラブルは「1年間の契約の中で1回までは無料ですべて手配」できますということでまずは提携されているロードサービスの方にきてもらうことになりました。40分ほどで現場に到着。このときバイクのバッテリーがあがっていた場所が駐輪場だったんですが本来ならそこから移動して広い場所で停めておくべきなんでしょうがトリシティ300は重量が237kgもあります。これだけなら750cc程度のバイクなのでそれほど重くないと思われますが、フルカウルのスクーターなのでとにかく取り回しが難しく重い!!!!とてもじゃありませんが駐輪場からだせそうもなかったので、最終的にはロードサービスの方と二人がかりで外に移動させることになりました。倒したら起こせる自信ありません(笑

ロードサービスの方いわく、バイクも自動車も基本的に電圧は12.10v程度はないと始動できないときが多いとのこと。今回のときは11.80vしかないということなのでぎりぎり電力不足ですねとの診断。とりあえずジャンプスターターで始動を試みたところあっさりエンジンが始動。予想通り単純にいわゆるバッテリーあがりの状態でした。アイドリングも一定していることと、バッテリーがあがってから3時間程度と短いのでバッテリーそのものにダメージはほぼないと思うのでそのまま現在も使っていますが順調です。

とりあえず ジャンプスターターを臨時用として買いました

少し不安だったので、上記の商品を買っていまはメットインのなかにしまっています。これさえあれば万が一また同じようにバッテリーがあがっても再始動できるでしょう。便利な商品ですよね。これ一台でバイクから自動車、スマホの充電、臨時用の懐中電灯にもなりますので出番がないことを祈りますが1つ忍ばせておくには安いですし安心です。

ちなみに、トリシティ300はメットインを開けると中にあるLEDランプが点灯して照らしてくれます。これは便利なんですがメットインのシートをきっちり閉めないとLEDランプは点灯したままとなります。この状態で閉めたつもりで数時間以上放置するとこれもバッテリーがあがると思われるのでご注意ください。

そもそもなぜ普通に運転して3時間停めて戻ってきたらバッテリーがあがっていたのか?

トリシティの純正バッテリーはYTZ8V 7.4AH(20HR)-120CCA YUASA VRLA NON-SPILLABLE 12V 7AH/10HR になります。

トリシティ300のバッテリーYTZ8

created by Rinker
GSユアサ(ジーエスユアサ)
¥16,735 (2024/03/29 17:06:07時点 Amazon調べ-詳細)

※YTZ8VではなくてGTZ8VでもOK

以前、おなじYAMAHAのMT-03というバイクもまったく同じバッテリーでした。そしてグリップウォーマーとヒーテックの7Aの電熱ウェアも同じ組み合わせの状態で使用していました。MT-03のときはこれでフルパワーで暖かくして走っていてもバッテリーがあがることはもちろん弱弱しくなることもありませんでした。なのですっかり油断していましたね。

実はバイク(自動車もですが)って走行中に充電することが可能なんです。バイクにはオルタネーター(発電機)が内蔵されており、エンジンの回転を交流電気に変換しています。その電気をレギュレーターによって直流電気に換え、バッテリーに充電しているので、走行中は常に充電器につながれているのと同じ状態だと考えて良いのです。しかしここからが大切なんですが走りながら充電できるはずなのになぜバッテリーがあがったのか?通常バイクはアイドリング状態でだいたい電圧は12.80V-13.30v程度です。走り始めると電圧はあがりはじめて13.90-14.10Vをいったりきたりしていることが多いと思います。この電圧状態であれば充電ができていると思われます。しかし今回のようにグリップヒーターと7Aの電熱ウェアを使用すると途端にアイドリング時で低いときは11.50v、走り始めても12.20Vまでがやっとの状態でした。

そして、この状態で走り始めて3目目にバッテリがーあがった・・・。ということは恐らく走行時の発電されて充電される発電量より消費される発電量のほうが大きくて、徐々にバッテリーの電力をうばって
しまい、最終的に3日目に遂には電力がセルを起動するには至らないレベルまで落ちてしまったということになると思われます。上述の通りトリシティ300はMT-03とまったくおなじバッテリーなのですが、オルタネーターの発電力は多分パワーがあるMT-03のほうが多かったのでしょうね。それかトリシティ300はビックスクーターなのでほかの電装周りの消費電力がよりMT-03より多かったかのどちらかでしょう。

トリシティ300

蛇足ですがヒーテック(現 ヒートマスター)の消費電流は下記のとおりです。

ヒートインナージャケット7.0AMP
強:約7A
中:約5A~6A
弱:約4A~5A

ヒートインナージャケット3.5AMP
強:約3.5A
中:約2.5A~3A
弱:約2A~2.5A

250㏄、125㏄で7Aを使用してしまうとバッテリーがすぐなくなってしまい、バッテリー上がりの原因になりますので、3.5AMPをおすすめ致します。

ということでしたのでトリシティ300でヒートマスターを使うのであれば7Aではなくて3.5AMPタイプの商品を買うことをお勧めいたします。

電熱ウェアの詳細は上記記事をご参照ください

created by Rinker
GSユアサ(ジーエスユアサ)
¥16,735 (2024/03/29 17:06:07時点 Amazon調べ-詳細)

うーんなんにしてもいい勉強になりました。今後は気を付けて運転したいと思います!

トリシティ300のメーカーHP

いかがでしたでしょうか?レッドブログでは、PC・家電・ヘルスケア・サプリメント・美容・自動車用品・バイク用品・株式投資・FX投資のレビュー、口コミ、インプレッションを主に行っています。その他ブログや日記の形で様々な有益な情報を発信しております。ぜひ、当HPのブックマーク・お気に入り登録をよろしくお願いいたします(^▽^)

タイトルとURLをコピーしました