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トリシティ300で事故ったけど倒れなかった

トリシティ300で事故ったけど倒れなかった ブログ・マンション
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こんなタイトルの記事だけは作りたくなかったけど、先日トリシティ300で事故りましたので記事にしますw

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信号待ちで停止しているときに後ろから追突された

信号待ちで停止しているときに後ろから追突された

それは小雨が降る夜間の運転中に発生しました。片側2車線の幹線道路を夜19時頃にYAMAHAトリシティ300で走行していました。前方の信号がちょうど黄色から赤になったので停車しました。もちろん、だいぶ前から黄色信号が点滅をはじめたので、微妙に加速すれば間に合うとかのレベルではございません。信号を停止してすぐにスタンディングアシストを起動しました。しかしその3秒後に突然、どーんという音とともに強い衝撃を感じました。そうです、後ろからきたコンパクトカー(マツダ3)が前方不注意により停車していた私のバイクに追突してきたのです。その衝撃そのものは相手もブレーキを踏みながらのため時速20km程度で追突してきた感じですがそれでもバイクは2mほど前方に押し出され交差点真ん中やや手前まではじきとばされてしまいました。

スタンディングアシストとは

ここで捕捉ですがスタンディングアシストとはヤマハのトリシティ300が初めて導入したアシスト機能で具体的には前2輪をロックすることによって車体を強烈に立たせた状態で固定する機能です。ロックされていればライダーが降車しても倒れることはありません。ただしこの状態で強く横方向に押したり、あるいは路面に10度程度の角度がついている傾斜地ですと倒れてしまいますので過信は禁物です。

参考URL https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity300/feature.html

追突されたけど転倒しなかった

ここで特筆すべきは自動車に追突されたにも関わらずバイクは転倒しなかったことです。そこはさすがのトリシティ300です。LWM機構により前が2輪でかつ重量も239kg、そしてスタンディングアシスト機能を起動していたからこそ転倒までには至らなかったのだと思います。
ちなみにライダー(自分)も放り投げられそうになりましたがなんとかハンドルを握ってバイクから落ちることなく追突され停止しました。スタンディングアシストで固定している状態は前後からの衝突に強いことが身をもって実証されたことになりますw これが横方向からの追突なら、スタンディングアシストといえどもすぐに転倒していたと思います。また重量239kgというはっきりって300ccのビックスクーター?というカテゴリーにしてはかなり重くてネガティブなところですが今回ばかりはその重さが幸いして、吹っ飛ぶこともなくまたライダーも大きなけがをすることはありませんでした。



バイクで事故ったらどうすればよいか?

事故のバイクの写真

備忘録もかねて記載します。まず、今回は相手がいる事故なので双方に怪我がないかを確認します。今回あいては車、自分はバイクと交通弱者はバイクなのでどちらかというと被害者側になりますかね。幸い、転倒もしていなかったので目に見える怪我はありませんでしたしもちろん相手側の身体は無傷でした。しかし車のほうはバンパーとナンバーが大きくへこんでしまいました。バンパーは板金でなんとかなるレベル程度の凹み、ナンバープレートはかなり曲がっていたので交換レベルでした。

事故のバイクの写真

バイク(トリシティ300)の方はと言うとタイヤにフェンダーが大きくめり込んで自走はできるレベルであったものの、バンパーとタイヤが接触し続けている状態のためあきらかに引きずっている重い状態になってしまいました。また、リアのウインカーも片方は折れ曲がり、ナンバープレートに至っては完全にぐしゃぐしゃな状態となりました。

怪我はなさそうだったので警察に連絡

怪我をしていたら大けがならまずは119番で救急車を呼びましょう。今回大したけがは双方ないように見えたので110番で通報します。ほどなくして最寄りの交番からお巡りさんがきてくれて双方の免許証と車検証をチェックして事故調書を作成しました。
この際どちらかが怪我をしている場合は、保険の関係で人身事故扱いになります。こうなると事故の当事者同士が立ち合いの元、現場検証を行い事故の調書が必要となります。
あとから、やっぱり怪我(むちうちなどは後から来る)したとなると、基本的に人身事故扱いとなるため現場検証でまた事故現場にくる手間が生じます。なのでちょっとでも痛みを感じたら怪我をしていると申告してその場で現場検証してもらうとよいでしょう。

事故の際は保険会社にも連絡

警察がきてから立ち去るまで30分以上はかかりますのでその間に、加入している任意保険会社に電話をして指示を仰いでください。自走できるのであればよいですがそうでない場合はレッカー車の手配などが必要だからです。また、事故で相手がいる場合は相手側の保険会社名、担当者名、連絡先もお互い伝えあうとよいでしょう。事故が生じると保険会社同士で連絡を取り合うからです。

なんとか自走できたので帰宅したが・・・

壊れたバイクは今回は相手側が追突してきたため100:0ですと保険会社から言われていたのですぐに買ったバイクショップに事故にあったので修理をお願いしますと電話しました。
バイクはまぁ良いのですが朝になって首と腰に少し痛みがはしりました。念のため整形外科を受診したところ典型的なムチウチで全治2週間の診断となりました。事故による診療のため普段の保険証を使う3割負担ではなくて全額いったん自腹で払ってくださいと言われて2万円ほど支払いました。
すぐに相手方保険会社に連絡したところ通院した病院名や薬局の詳細を教えてくれと言われたので回答。以降、合計5回ほど通院しましたが2回目以降は治療費は無料(保険会社から病院に連絡があったため)とし、1回目に支払った自腹の2万円もすぐに病院から返してもらいました。

ちなみにですが全額相手方の保険会社が修理にかかる代金をバイク屋さんに支払いましたが遠慮なく色々と交換して合計15万円ほどリアの修理に費用が生じたことも併せてご報告いたします(タイヤ交換、ラインセンスプレート周り交換、リアヘッドライト交換、エンジンハンガー再取付、リアフェンダー一式交換等々)。

事故の際はとりあえず通院5回以上すると徳だと思います

無傷が一番ですが残念ながら怪我をしてしまったのであれば我慢しないで病院にいくことをお勧めします。そうすることによって金銭的援助が保険会社からもらえることが多いからです。たとえば自分が加入している任意保険会社では事故により通院が5回以上となればお見舞金として10万円もらえる制度があります。
また相手方保険会社については自賠責保険の範囲ですが1日通院あたり1万円と交通費がもらえます。肝となるのは通院回数です。初診を含めて5回以上通院しないとまったく支給されないので、2,3回通院するなら無理やりでも5回通院したほうがお得でしょう(笑)。

なお自身がサラリーマンであれば休業補償もでますので事故のせいで仕事を休んだとかであればその分は休業補償として補填されます。ただし補償額算定のためには会社側にかなり細かい調書を作成してもらう必要があるので、会社にばれたくないとかの場合はこの補償はあてにできませんのでご留意ください。

トリシティ300のスタンディングアシストの再リコールについて

事故とは関係ありませんが、2023年2月現在でトリシティ300のスタンディングアシスト機能のリコールは解決しておりません。一度目のリコールで解消させたはずが再び同じ事由で不具合が生じたため再度のリコールとなりました。
やはり新しい機構なので不具合もまだまだ多そうで完全に実験体になっておりますw
ただこの機能のおかげで大きなけがを避けられたのも事実なのでいまだこの機能は使っておりますしスタンディングアシスト機能という存在価値は大いに認めております。

今回は事故の記事でしたがバイクはこれからも乗り続けますし、トリシティシリーズヤマハのLMWにはさらに期待したいと思います!

今回の記事は悲しくもバイク事故の内容となりましたが、これをみた方の一人でもいいので参考になったと思う方がいれば幸いでございます(笑



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